彼女の気持ちが分かりますか?
「ねー 私昨日から頭が痛いの」彼女(あるいは奥さん)からこう言われた時、あなたならどう答えますか?
1.「風邪じゃないの?」(原因の究明)
2.「薬飲んだ?」(解決策の強要)
3.「だったら早く帰って寝たらいいじゃないか?」(相手への非難)
上記の答えの順番であなたは嫌われます。このようなあなたの答えを聞いた彼女(奥さん)の気持ちは次の通りです。
「なんで頭が痛いっていっただけでそこまで言われなきゃいけないの、男って私の気持ちぜんぜん分からないんだから」(おやおや)
男性は、どうしてもまず結論を出してしまう傾向が強いのです。しかもそのままでは終わらず、解決方法まで示してしまいがちです。会社組織に属している方には、特にこの傾向が強くなっています。何しろ上司からいつも「優れたビジネスマンは、常に課題を発見しその解決を図るのだ。」と言われ続けているのですからしかたがありません。
ましてや今回は愛する彼女(または奥さん)からの話です。
彼はこう考えているのです。
男性は常に女性に対してたくましいナイトの役割を演じたいのです。
女性が男性に相談すると男性は、女性がその問題を自分では解決できないのだと思い込みます。でもそれは間違いです。
実は女性が相談する多くの場合、結論を求めているわけではないのです。求めているのは“共感”だけのケースがとても多いといえます。
同じ話を職場の親しい同僚の女性だったらどんな風に答えるのか知っておきましょう。
「頭痛いの?可哀想ね。私も昨日から風邪気味なの。一緒に早く帰っちゃおうか」
本当は大丈夫でも、親友ならこう反応します。素晴らしい共感ですね。もちろん仲の悪い人にはこんな反応はしません。こう言います。「早く帰って寝れば」
分かりますか?男性の典型的な反応と同じですね。だから彼女は男性に対して怒るのです。
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