話を引き出す質問のコツ(その5)
第37号
前回「笑顔を投げかける+αサプライズ(次週お話します)」と書きました。
では、「+αサプライズ」とは一体なんでしょう?
その答えは、お客様の名前を呼ぶことです。
「○○様でいらっしゃいますか?」
人は誰でも「自分の名前」を呼ばれるとうれしくなります。
「あなた(代名詞)」でも「お客様(一般名詞)」でもありません。
もし、複数の方がお見えになった時はどうでしょう。
最初からお名前を呼ぶことはちょっと難しいですね。
でも、どうすればそれができるでしょうか?
その工夫をチームで考えることが大切です。
電話で初めてのお客様とお話をする時、誰でも相手の姿をイメージしながらお話をしています。 『私は、あなたがどんな方なのか心から知りたいと思っていますよ!』
と思いながら電話をしていれば、必ず相手の心に届くものです。 その時に相手が発したメッセージを、出迎え役の人に伝える。それがチームワークです。
「迎えに出る担当者が、初対面でも○○様だとわかると良いのですが・・なにかヒントをいただけませんか??」 なんて電話は楽しいと思いますが、いかがでしょう?
それだけでワクワクしますね。
最初の出会いでは難しいですが、必ず名前をお呼びできるのはお客様がお帰りになる時です。
「○○様、お越しいただきありがとうございました!」
こんな言葉で送られたら誰でもまた訪問したくなるに違いありません。
本日の教訓:名前を呼ばれると誰でもうれしい
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