えっ、汗のかき方もコミュニケーションになるの?
第30号
外は33℃。カラッと晴れていない蒸し暑い日、最寄の駅からお客様の事務所まで徒歩8分かかります。(お客様のビルに着いたとき、大粒の汗が体中を伝っているような状況になることは確実とします)
あなたはどのような状態でお客様の事務所に入りますか?
1. |
特に外見には注意せず、ハンカチで流れ落ちる汗を拭きながら入る(暑い時には、暑い姿を素直に見せた方が熱心に訪問している姿が相手側に伝わりやすくて好印象を与えるはずだ)
想定したお客様の反応⇒「外は本当に暑いのですね。このような天気によく訪問していただきました」 |
2. |
ロビーまではネクタイを外したり、上着を手に持ったりして、出来るだけ暑くない状態で先方に着くよう工夫する
想定したお客様の反応⇒お客様に対するというよりも、自分が暑くないように工夫する方が大切(できれば、ネクタイも上着もつけない方が、合理的だと思うのだが、お客様を訪問するので仕方がない)
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3. |
早めに先方に到着し、ロビーで涼んだりして汗が引くのを待ってから服装を整えて訪問する
想定したお客様の反応⇒「外は暑くありませんか?いつもキチンとされていておしゃれですね」 |
コミュニケーションには、言葉によるものと、言語によらないもの(非言語的コミュニケーション)があります。
どのような姿でお客様を訪問するか(非言語的コミュニケーション)は、訪問する相手にどのように思われたいのか、お客様にどのような印象を与えたいのか、を伝える重要なコミュニケーションの手段です。
1.のスタイルは「営業は足で稼ぐ」という信念の営業向け?
2.は今年流行っているクールズビルタイプかもしれません
3.のスタイルは「顧客の課題をどう解決するのかを提案する」ソリューションビジネスパーソン向け?
教訓:言葉より外見の印象が、大きなメッセージを伝えていることが多い
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