確認する効果
第25号
「今の話、もう一度話してくれないかな。」と上司から言われたら、
あなたはどう思いますか?
1.「あれ?今の話、聞いていなかったのかな?」
2.「自分の話が分かりにくかったのかな?」
3.「なにか自分の話が良いヒントになったのかな?」
4.「自分の話のどこが気になったのだろう?」
話をしている相手から、もう一度「話を聞きたい」と言われると、
話した内容や、話し方にもう一度意識を向けることができます。
すると話し手の心に変化が起こります。
そして
1.もう少し丁寧に話してみよう。
2.もう少しゆっくり話してみよう。
3.もう少し分かりやすく話してみよう。
4.もう少し要点を絞った話し方をしてみよう。
というように、自然とより分かりやすい話し方ができるようになります。
このように“確認をする”だけで部下が、
二回目の話し方を格段に向上させることができるのです。
「今の話し方、分かりにくいね。」(断定的な話し方)と言われた場合と
比較してみてください。
教訓:“確認する”ことで上司は、部下の話をより“深く”聞くことができる。
|