否定質問で暗くなる
第22号
「なぜ頼んだ仕事がうまくいかないの?」上司に言われたら、あなたはどう反応しますか?
・「もう少し時間が必要です。」(相手に猶予をもらう。)
・「できない理由ですか?それが分からないから困っているんです。」 (質問を素直に受け止める。)
・「どうせ私は能力がないですよ。」(開き直り)
「なぜできないの?」「なにが分からないの?」「なぜ話さないの?」
このような、語尾に「ない」がつく質問を「否定質問」と言います。
このような質問をされると気持ちが暗くなってしいます。
なにしろ「否定的な理由」を心の中で探さないと答えられないのですから、無理もありません。
どうしたらマイナスの方向に向いてしまった心を、プラスの方向に向け直すことができるでしょうか?
それは、「ない」を取った質問を使うように努めることです。
・「どうしたらうまくいくかな?」
・「どうしたらできるようになるかな?」
・「なにが分かってきたのかな?」
・「どこまで話せたのかな?」
このように「ない」が含まれない質問を「肯定質問」と言います。
心がプラスの方向に向かって変わっていくことが実感できたら成功です。
教訓:質問から「ない」を取り、肯定質問をたくさん作ると明るい職場になる。
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