思い出の勘違い!
第16号
「初めて私に出会った時のこと 覚えている?」
彼女にそういわれたらあなたは、どう答えますか?
「えーと もちろん 覚えているよ」
「あれは、3年前の6月だったっけ、あれは何時ごろだったかなー」(日時を思い出そうとする)
「確か、お台場のデックス○○ビーチだったよね」(場所を思い出そうとする)
「何を食べたっけ」(食べ物を思い出そうとする)
男性は、過去のことや、思い出を空間的に記憶しています。
"なぜ出会ったのか"というような原因、理由を論理的に考えて記憶しているわけではありません。
ですから、場所・時間・食べもの等を思い出せば、彼女の希望に対する答えになると勘違いしてしまいます。
でも空間的な記憶を思い出すのは大変です。ぼんやりしたイメージなことが多いので間違った記憶を口に出し、墓穴を掘ってしまうことさえ少なくありません。
「あら、私と出会ったのはとなりの○○○シティよ。それ別の人の思い出じゃない」
なんて彼女を不機嫌にさせていませんか?
彼女が思い出して欲しいことは、場所や時間だけではありません。本当に思い出して欲しいのは"自分と出会った理由"なんですね。
彼女は何故あなたに会ったのか、その理由を自分自身で考え、それをとても大切にしています。ですから、ただその時の状況を思い出し、話すだけでは、彼女の気持ちを満足させることはできないのです。
「あの時僕は、君のような人を探していたんだ。それで出会うことができたんだ。君もそれ知っておいて欲しいな!」
なんていかがですか?
教訓:男性は出会った情景が思い出ですが、女性はなぜ出会ったのかその理由が思い出です。
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