彼は甘えてくれますか？
第3号
「僕 昨日から頭が痛いんだけど」
と彼（または旦那さん）から言われたことはありますか？多くの男性はいきなりこう言います。
１．「今年の風邪はたちが悪いね」（原因の勝手な決めつけと非難）
２．「風邪に良く利く薬ないかな」（薬の効用まで決め付ける）
3．顔が赤くて咳をしていても「風邪なんか根性がたるんだ奴がなるんだ。俺はなんでもないよ」（我慢）
男性は自分で決め付けて、解決しようとすることが多いようです。変わらないことに価値があると思っている方も多いですね。ですから頭が痛いくらいではめったに他人には話しません。
自分のことがわかるのは自分だけだと思っています。“孤高の砦を守る”ことが男の美学だと思っている人が多いのです。
自分の弱みを見せることに男性はとても女々しいことだという思いがあるのです。小さいころから母親にこういわれて育ってきました。「男の子でしょ」と。
男性は他人との関係を上下で見ることが多いのです。もちろん相談される人は上、相談する人は下です。だから相談することが苦手です。前回も書きましたように女性に相談されるとそれは自分の方が上だと思い込みますからつい雄弁になってしまいます。
たまには
「ちょっとおでこに手をあててみてくれないか」
「ほら熱いだろ 頭が痛いんだよ」って共感を求めたら
「○○君って可愛い」ってもてる可能性が高いのかもしれません。ぜひ実験してみてください。
教訓：いつも判断を優先して話をすることが得意な男性が、女性に共感を求めてみると新しい展開が生まれる可能性があります。
アンケートの作成でも男性は質問の中に価値感を感じさせる言葉を多く使う傾向があるようです。
「自由ですか？」「分かりやすいですか？」「有益でしたか？」など、価値感を前面に押し出して聞くスタイルを好きな方は男性に多いような気がします。
|
