ここに、このようなアンケートの設問があります。
では、同じ質問内容で以下の設問を比べて見てください。
どちらが「分かりやすい」と感じますか?
多くの方が、設問例1より設問例2のほうが「分かりやすい」と感じたのではないかと思います。何故でしょうか?
それは、質問した言葉で選択肢を作っているからです。
この設問例2は、質問文の「知っている」という言葉で選択肢を作っています。質問した言葉を選択肢で繰り返すことで、その設問が何について聞いているのかが、回答者に分かりやすいものとなります。
回答者が「分かりづらい」と感じることは、ひいてはアンケートの回収率低下にもつながりかねません。
質問した言葉で選択肢を作るという少しの工夫で、様々な状況でアンケートに答えている回答者のより多くに、「分かりやすい」と感じてもらうことができます。