14. 質問した言葉で選択肢を作る

14. 質問した言葉で選択肢を作る

ここに、このようなアンケートの設問があります。

――‐設問例1――‐――‐――‐――‐――‐――
質問:今年度の事業計画の内容について
どの程度知っていますか?
○十分     ○ほぼ十分
○やや不十分  ○不十分
――‐――‐――‐――‐――‐――‐――‐――‐

では、同じ質問内容で以下の設問を比べて見てください。

――‐設問例2――‐――‐――‐――‐――‐――
質問:今年度の事業計画の内容について
どの程度知っていますか?
○十分知っている  ○ほぼ知っている
○あまり知らない  ○まったく知らない
――‐――‐――‐――‐――‐――‐――‐――‐

どちらが「分かりやすい」と感じますか?
多くの方が、設問例1より設問例2のほうが「分かりやすい」と感じたのではないかと思います。何故でしょうか?

それは、質問した言葉で選択肢を作っているからです。

この設問例2は、質問文の「知っている」という言葉で選択肢を作っています。質問した言葉を選択肢で繰り返すことで、その設問が何について聞いているのかが、回答者に分かりやすいものとなります。

回答者が「分かりづらい」と感じることは、ひいてはアンケートの回収率低下にもつながりかねません。

質問した言葉で選択肢を作るという少しの工夫で、様々な状況でアンケートに答えている回答者のより多くに、「分かりやすい」と感じてもらうことができます。